東日本大震災発災から、今日で丸13年が経ちました。
あの日あの時、あなたはどこにいて何をしていましたか?
中には、被災した方や、親しい人を亡くした方もいらっしゃることと思います。
この日が来ると、毎年思います。
災害自体を無くすことは出来ないけれど、災害によって悲しい思いをする人が、今年はいませんようにと。
残念ながらその願いは、今年の元日に、いきなり叶わないものとなってしまいました。
能登では、2ヶ月以上経っても、まだ水道などのライフラインが復旧しない地域もあると聞きます。
東日本大震災被災者の中にも、13年経ったからといって、まだ災害は継続中だという方も、いらっしゃるでしょう。

どんなに気を付けていても、どんなに備えていても、災害は起こりますし、災害で命を落とす人は、悲しいことではありますが、一定数います。
災害でなくても、病気や事故で、家族や親しい人と別れなくてはならない事態も、全く珍しい話ではありません。
むしろそれは、日常です。

一期一会とは、どのような出会いも、生涯に一度きりのものであるという茶道における考え方です。
でもそれは、決して特別な考えではありませんし、実際私たちの毎日は、二度とないかも知れない出会いの連続です。
言ってみれば、全ての出会いが奇跡です。
そんな奇跡によって出会った2人が生涯を共に生きることを誓いあい、出雲での挙式を決め、ムービーの撮影をメディアファームにオーダーしてくださることの一期一会を、本当にありがたいと感じます。